11月18日 喜友名農場、知念畑

tohumami

2010年11月19日 11:35

喜友名農場の報告から


やっとジャガイモの芽がでてきた。

種イモを植えてから3週間ほど経過している。

よかった。



鍬による耕運(下が耕したあと)。



雑草がだいぶ生えてきたので大豆の草取りをした。


つづいて知念畑の作業報告。

本日は草刈りをした。

周囲の山肌がものすごい草木なので、すべて刈り取る。

草刈りを徹底する理由は、大豆の敵であるカタツムリの隠れ場所を

なくすためである。

草刈り前の写真。


草刈り後の写真。木や草で隠れていた小屋が見えるようになった。


草刈り前の写真。

草刈り後の写真。溝が露出。



この知念の土地には坊主井(ボージガー)美談といわれる話が伝わっている。

首里王府の時代、首里に筆の達筆な久手堅親雲上(ぺーちん)という人がいた。

彼は友人の頼みで代筆をしてあげたのだが、それが王様にばれて処刑される

ことになってしまった。

不憫におもった知念の役人が彼を殺したことにして、ずっと彼をかくまった。

久手堅親雲上が隠れ住んだのが、この知念の畑なのだそうである。