2012年03月27日
オーヒグー雇用プロジェクト終了のおしらせ
オーヒグー雇用プロジェクトに関わっていただいた方、興味をもっていただいたすべての皆さんへ
オーヒグー雇用プロジェクト担当の宮本です。
これから残念なお知らせをしなければなりません。
平成22年10月よりスタートいたしました、NPO法人なはまちづくりネットによる
オーヒグー雇用プロジェクトは、諸般の事情により、平成23年3月をもって急きょ
凍結することになりました。
昨年23年より沖縄しまたて協会様の助成金を得て、豆腐に関する様々なイベントや
オカラを使った商品開発をおこない、ようやく動き出したところではございますが、
組織としてこのような結論を迎えるにいたりました。
これまで、ご援助いただいた多くの方々に本当に厚く御礼申し上げます。
NPO法人なはまちづくりネットとしてのオーヒグー雇用プロジェクトは終了となりますが、
平成24年4月からは、宮本が個人としてこの事業を引き継ぐことになりました。
しばらくは任意団体として事業を継続し、早いうちにきちんとした組織に移行していきたい
と考えております。
現在糸満で栽培中のオーヒグーは、当初の予定どおりかた豆腐にしますので、
ボランティアに参加されたみなさん、引き続きご支援のほどよろしくお願いします。
ひとまずの区切りということで、これまでご支援いただいた方、本当にありがとうございました。
宮本
※本ブログ「島大豆を作る オーヒグー雇用プロジェクト」はこれをもって終了いたします。
今後の活動については新しいブログに移行する予定です(でき次第、ご報告いたします)。
オーヒグー雇用プロジェクト担当の宮本です。
これから残念なお知らせをしなければなりません。
平成22年10月よりスタートいたしました、NPO法人なはまちづくりネットによる
オーヒグー雇用プロジェクトは、諸般の事情により、平成23年3月をもって急きょ
凍結することになりました。
昨年23年より沖縄しまたて協会様の助成金を得て、豆腐に関する様々なイベントや
オカラを使った商品開発をおこない、ようやく動き出したところではございますが、
組織としてこのような結論を迎えるにいたりました。
これまで、ご援助いただいた多くの方々に本当に厚く御礼申し上げます。
NPO法人なはまちづくりネットとしてのオーヒグー雇用プロジェクトは終了となりますが、
平成24年4月からは、宮本が個人としてこの事業を引き継ぐことになりました。
しばらくは任意団体として事業を継続し、早いうちにきちんとした組織に移行していきたい
と考えております。
現在糸満で栽培中のオーヒグーは、当初の予定どおりかた豆腐にしますので、
ボランティアに参加されたみなさん、引き続きご支援のほどよろしくお願いします。
ひとまずの区切りということで、これまでご支援いただいた方、本当にありがとうございました。
宮本
※本ブログ「島大豆を作る オーヒグー雇用プロジェクト」はこれをもって終了いたします。
今後の活動については新しいブログに移行する予定です(でき次第、ご報告いたします)。
Posted by tohumami at
10:51
│Comments(0)
2012年02月27日
大宜味・塩屋の呉汁づくり
皆さま、こんにちは。
先週2月23日(木)は、大宜味村塩屋小学校で行われた大豆交流会に
お邪魔させていただきました。
主催は塩屋大豆愛好会の方々です。
↑ 塩屋小学校の生徒に自己紹介をする大豆愛好会の会長・宮城光則さん
↑ 塩屋大豆愛好会メンバーの方々と農業委員会の宮城久美子さん(右から2番目)
塩屋大豆愛好会は、平成21年12月に結成され、平成22年繁多川のあたいぐゎープロ
ジェクトメンバーと交流を行います。そして、彼らから提供してもらった在来大豆の種を
増やし始めました。
塩屋でも以前は集落の背後の山の段々畑に在来大豆を栽培していましたが、
輸入大豆におされ、近年まで姿を消していました。
愛好会の一番の目的は、子どもたちに大豆をとおして地域資源や食の安全などを
伝承することです。そして、今回の呉汁づくり体験の開催となったわけです。
↑ とってもゆかいなキャラクター「オレ、大豆だよ」仮面?に扮した愛好会メンバーが、
生徒に大豆の事を解説。
さて、呉汁づくりですが、呉汁ってあまり聞き慣れないですよね。
「呉汁」とは、水に付けた大豆をすりつぶしただけのペースト状のものです。
普通は、この呉汁をオカラと豆乳に分離し、豆乳にニガリを入れて豆腐にします。
ところが、塩屋では呉汁のまま食べていた伝統があるそうです。
とはいえ、呉汁を食べるのは体調がわるいときなどの療養食として食べていたぐらいで、
いわば贅沢品だったそうです。
なぜなら、普段は豆腐に加工してしまうので、呉汁をそのまま食べるということはほとんど
なかったからです。
呉汁づくりはとっても簡単です。
水に付けた大豆を水と一緒にミキサーで粉砕して、それとカツオの出し汁と合わせて
ゆっくり火を入れます。焦げないようにかきまぜながら、沸騰したら火を止め、味噌で味付けして
完成です。
↑ あまりにおいしそうだったので、途中まで飲んでから写真を撮ってないことに気づく…
今回はこれにネギを散らして完成でしたが、具をたくさんいれてもいいそうです。
飲ませていただきましたが、非常にすっきりとしたおつゆでした。
大豆の固形部分(オカラ)が入っているので、のど越しが悪くならないかなと思いましたが、
全然そんなことはありませんでした。
小学生たちもおいしいと飲んでいました。
このあと、大豆愛好会のメンバーの畑にもお邪魔しました。
しっかりしたオーヒグーが発芽していました。
それと今回は非常に有益な情報を得ることが出来ました。
これまで種の保存については冷蔵でやってまいりましたが、
「冷凍」でもいけるとのことでした。
お話をうかがったMOA農場の方の話だと、2年前の国産大豆を
冷凍保存して種まきしたところ、発芽率はほぼ100%だったそうです。
大豆愛好会の方も冷凍保存しているとのことで、この写真の大豆も
冷凍保存だといいます。
↑ 発芽した大豆を見る愛好会メンバーの方々
これは、早速、今年の収穫物から試したいと思います。
先週2月23日(木)は、大宜味村塩屋小学校で行われた大豆交流会に
お邪魔させていただきました。
主催は塩屋大豆愛好会の方々です。
↑ 塩屋小学校の生徒に自己紹介をする大豆愛好会の会長・宮城光則さん
↑ 塩屋大豆愛好会メンバーの方々と農業委員会の宮城久美子さん(右から2番目)
塩屋大豆愛好会は、平成21年12月に結成され、平成22年繁多川のあたいぐゎープロ
ジェクトメンバーと交流を行います。そして、彼らから提供してもらった在来大豆の種を
増やし始めました。
塩屋でも以前は集落の背後の山の段々畑に在来大豆を栽培していましたが、
輸入大豆におされ、近年まで姿を消していました。
愛好会の一番の目的は、子どもたちに大豆をとおして地域資源や食の安全などを
伝承することです。そして、今回の呉汁づくり体験の開催となったわけです。
↑ とってもゆかいなキャラクター「オレ、大豆だよ」仮面?に扮した愛好会メンバーが、
生徒に大豆の事を解説。
さて、呉汁づくりですが、呉汁ってあまり聞き慣れないですよね。
「呉汁」とは、水に付けた大豆をすりつぶしただけのペースト状のものです。
普通は、この呉汁をオカラと豆乳に分離し、豆乳にニガリを入れて豆腐にします。
ところが、塩屋では呉汁のまま食べていた伝統があるそうです。
とはいえ、呉汁を食べるのは体調がわるいときなどの療養食として食べていたぐらいで、
いわば贅沢品だったそうです。
なぜなら、普段は豆腐に加工してしまうので、呉汁をそのまま食べるということはほとんど
なかったからです。
呉汁づくりはとっても簡単です。
水に付けた大豆を水と一緒にミキサーで粉砕して、それとカツオの出し汁と合わせて
ゆっくり火を入れます。焦げないようにかきまぜながら、沸騰したら火を止め、味噌で味付けして
完成です。
↑ あまりにおいしそうだったので、途中まで飲んでから写真を撮ってないことに気づく…
今回はこれにネギを散らして完成でしたが、具をたくさんいれてもいいそうです。
飲ませていただきましたが、非常にすっきりとしたおつゆでした。
大豆の固形部分(オカラ)が入っているので、のど越しが悪くならないかなと思いましたが、
全然そんなことはありませんでした。
小学生たちもおいしいと飲んでいました。
このあと、大豆愛好会のメンバーの畑にもお邪魔しました。
しっかりしたオーヒグーが発芽していました。
それと今回は非常に有益な情報を得ることが出来ました。
これまで種の保存については冷蔵でやってまいりましたが、
「冷凍」でもいけるとのことでした。
お話をうかがったMOA農場の方の話だと、2年前の国産大豆を
冷凍保存して種まきしたところ、発芽率はほぼ100%だったそうです。
大豆愛好会の方も冷凍保存しているとのことで、この写真の大豆も
冷凍保存だといいます。
↑ 発芽した大豆を見る愛好会メンバーの方々
これは、早速、今年の収穫物から試したいと思います。
2012年02月27日
7割方順調に発芽!
島ダイズ(オーヒグー)100%の豆腐を作って食べようという企画について
多くの皆さまのご賛同をいただき、その第一歩として、2月の5、12日と2日間にわたり、オーヒグーの種まきを行いました。
⇒ 種まきの様子はティーだブログさんの取材記事(「てぃーだなトピックス」)に詳しく出ておりますので見てください。
http://blog.ti-da.net/topic_tidana_c159235.html
さて、まいた種はどうなったかな?
ドキドキしながら畑に近づきます。
↑うん、何か緑の点々が見える…
おおーっ。2月5日に種まきをしたオーヒグーは、7割方順調に発芽しておりました(2月25日確認)。
↑ばっちり発芽しとるやんけ~。えらいえらい。
↑ちょっと何かにかじられている株もありますが、元気です。豆葉をとおりこして、
本葉も出てます。
↑ありがたや、ありがたや。なまんだぶ。なまんだぶ(?)。
12日に種まきしていただいたものは1割未満の発芽でしたが、これは今から発芽してくるものと思われます。
2月19日の週は後半に雨がたっぷり降ったので、それもあって大豆もめざめてくれたのかなと思っています。
本当に感謝です。
さて、来月は草ががっつり出てくるはずなので、楽しい草取りゲーム?をします。
その時はまた、みなさんで楽しく草取りしましょう。
よろしくお願いします。
多くの皆さまのご賛同をいただき、その第一歩として、2月の5、12日と2日間にわたり、オーヒグーの種まきを行いました。
⇒ 種まきの様子はティーだブログさんの取材記事(「てぃーだなトピックス」)に詳しく出ておりますので見てください。
http://blog.ti-da.net/topic_tidana_c159235.html
さて、まいた種はどうなったかな?
ドキドキしながら畑に近づきます。
↑うん、何か緑の点々が見える…
おおーっ。2月5日に種まきをしたオーヒグーは、7割方順調に発芽しておりました(2月25日確認)。
↑ばっちり発芽しとるやんけ~。えらいえらい。
↑ちょっと何かにかじられている株もありますが、元気です。豆葉をとおりこして、
本葉も出てます。
↑ありがたや、ありがたや。なまんだぶ。なまんだぶ(?)。
12日に種まきしていただいたものは1割未満の発芽でしたが、これは今から発芽してくるものと思われます。
2月19日の週は後半に雨がたっぷり降ったので、それもあって大豆もめざめてくれたのかなと思っています。
本当に感謝です。
さて、来月は草ががっつり出てくるはずなので、楽しい草取りゲーム?をします。
その時はまた、みなさんで楽しく草取りしましょう。
よろしくお願いします。
2012年01月27日
オーヒグー100%の豆腐を食べよう(ボランティア募集)
昨年、NPO法人なはまちづくりネットは、世界史上初の試みとなる「オーヒグー100%のゆしどうふづくり」を敢行しました。今年は繁多川のあたいぐゎープロジェクトの方と一緒に、オーヒグー100%の「かた豆腐」づくりにチャレンジいたします。だれでも参加できますので、ぜひみなさんも一緒にオーヒグーを作って、100%かた豆腐をたべませんか?
~内容~
糸満の新垣にて500坪の土地を借りましたので、そこでオーヒグーを栽培します。栽培は種まきから草取り、収穫まで一連の作業にできるだけ参加してもらいます。収穫後は、繁多川の永吉豆腐さんにオーヒグーを預け、かた豆腐にしてもらいます。参加した方は誰でもオーヒグー100%かた豆腐を食べられます。
~日程~
2月5日(日)、12日(日)THE・たねまき
※どちらか都合のいい日にご参加ください。もちろん両方参加もOK
朝9時・糸満市大里・学校給食センター前に集合。
午前中に種まきをしてお昼を畑で食べて解散です。
参加費500円(昼食代。保険料込)雨天順延。
~種まき後の予定~
3月 草取り
4月 草取り
5月 収穫・乾燥・脱穀・選別
7月(未定)豆腐完成・みんなで食べる
主催:NPO法人なはまちづくりネット・繁多川あたいぐゎープロジェクト
お申込みは… 098-832-9966(なはまちづくりネット 月~金 9~17時)
090-9781-8311(宮本)/flow@happy.email.ne.jp まで
2012年01月23日
地大豆で地域を興す 講演会の報告
去る1月21日(土)、繁多川自治会集会場にて、石川県の珠洲市(すずし)で地大豆を使ったまちおこしの
講演会を行いました。
↑講師の二三味 義春(にざみ よしはる)さん。
珠洲市は能登半島の先端にあり、山海の豊かな自然を有する一方、過疎の問題も抱えています。
約15年前、二三味さんは自身の住む集落で振興会という地域おこしの組織を立ち上げます。
会をつくってはみたものの、最初の2年間はこれといった活動をしませんでしたが、
年寄りの技術や伝統を今のうちに受け継いでおかなければ、ということで、
昔行っていた大豆・そばの栽培と、それを使った加工品づくりを始めます。
しかし、その時に栽培した大豆とそばは、在来品種ではなく、一般的に出回っている品種のものでした。
1年に1回の食のイベントで豆腐や納豆やそばを売ると結構人気が出てきました。
ある年、不作のため大豆が全く収穫できない年がありました。
そんなときに集落の一人が、昔から栽培していた大浜大豆という在来大豆をくれたのです。
この大浜大豆を翌年栽培し、豆腐等に加工したところ、非常に好評だったことから
大浜大豆の生産量がどんどん増えていきます。
やがて珠洲市や国の援助も得ながら、豆腐の加工技術も習得し、
現在では年商5000万以上あげる道の駅を地域住民自らが運営し、雇用も生み出すまでに
成長しているのです。
↑道の駅のろしで販売してる商品を見る参加者の方々
二三味さんが、この15年間の歩みの中で一番強調していたことは
「楽しみながらゆっくりゆっくり続ける」
ということでした。
珠洲市の二三味さん達の行為は、結果だけ見るとすごいことをしていますが、
始めた時からの流れをたどっていくと、
ゆっくりゆっくりステップアップしているのがわかります。
多くのお金を使って、打ち上げ花火のように何かをしてみたが、
結局続かなかったというような事例を数々見ている二三味さんが
話す言葉だから説得力があるのだと思います。
今回の講演会には、大宜味から来ていただいた方、石垣島から来ていただいた方も
いらっしゃいました。
この時期は何かと行事やイベントが多いそうですが、繁多川に足を運んでいただいた皆さん、
本当にありがとうございました。
※珠洲市の地大豆を使ったまちおこし・産業おこしに興味のある方はぜひ、なはまちづくりネットにお問い合わせください。豊富なスライドと詳しい資料を使って講演にうかがうこともできます。
⇒ お問い合わせ先flow@happy.email.ne.jp
↑珠洲市の大浜大豆の畑(現在7haを栽培)
講演会を行いました。
↑講師の二三味 義春(にざみ よしはる)さん。
珠洲市は能登半島の先端にあり、山海の豊かな自然を有する一方、過疎の問題も抱えています。
約15年前、二三味さんは自身の住む集落で振興会という地域おこしの組織を立ち上げます。
会をつくってはみたものの、最初の2年間はこれといった活動をしませんでしたが、
年寄りの技術や伝統を今のうちに受け継いでおかなければ、ということで、
昔行っていた大豆・そばの栽培と、それを使った加工品づくりを始めます。
しかし、その時に栽培した大豆とそばは、在来品種ではなく、一般的に出回っている品種のものでした。
1年に1回の食のイベントで豆腐や納豆やそばを売ると結構人気が出てきました。
ある年、不作のため大豆が全く収穫できない年がありました。
そんなときに集落の一人が、昔から栽培していた大浜大豆という在来大豆をくれたのです。
この大浜大豆を翌年栽培し、豆腐等に加工したところ、非常に好評だったことから
大浜大豆の生産量がどんどん増えていきます。
やがて珠洲市や国の援助も得ながら、豆腐の加工技術も習得し、
現在では年商5000万以上あげる道の駅を地域住民自らが運営し、雇用も生み出すまでに
成長しているのです。
↑道の駅のろしで販売してる商品を見る参加者の方々
二三味さんが、この15年間の歩みの中で一番強調していたことは
「楽しみながらゆっくりゆっくり続ける」
ということでした。
珠洲市の二三味さん達の行為は、結果だけ見るとすごいことをしていますが、
始めた時からの流れをたどっていくと、
ゆっくりゆっくりステップアップしているのがわかります。
多くのお金を使って、打ち上げ花火のように何かをしてみたが、
結局続かなかったというような事例を数々見ている二三味さんが
話す言葉だから説得力があるのだと思います。
今回の講演会には、大宜味から来ていただいた方、石垣島から来ていただいた方も
いらっしゃいました。
この時期は何かと行事やイベントが多いそうですが、繁多川に足を運んでいただいた皆さん、
本当にありがとうございました。
※珠洲市の地大豆を使ったまちおこし・産業おこしに興味のある方はぜひ、なはまちづくりネットにお問い合わせください。豊富なスライドと詳しい資料を使って講演にうかがうこともできます。
⇒ お問い合わせ先flow@happy.email.ne.jp
↑珠洲市の大浜大豆の畑(現在7haを栽培)
2012年01月05日
講演会 「地大豆で地域を興す(おこす)」のご案内です!!
1月21日に行われる講演会のご案内をさせていただきます。
石川県珠洲(すず)市 の地大豆と豆腐によるまちおこしの物語です。
石川県珠洲市は能登半島の先端にあるまちで、ウィキペディアでは本州の「市」でもっとも人口の少ない自治体
と記載されるほどの典型的な過疎地帯です。
しかし、このまちのある集落の住民たちは15年ほど前から自分たちの手で地域復興に取り組み始めました。
当初何をすべきか悩んだ住民が出した答え は「伝統食の見直し」でした。そこから大豆とそばの栽培をはじめ、
その加工品を地域の食イベントで販売するというスタイルが始まりました。
それを何年か続けているうちに、在来大豆の「大浜大豆」と出会い、その大豆で使った豆腐等の加工品
は高い評価を得たのです。
そして、現在、大浜大豆の栽培面積は7ヘクタールにおよび、地域には住民自らが運営する道の駅もオープン。
その昨年度の売上は4200万円に達しています。
この一連の動きの中心人物である二三見 義春さんをお招きして、どのように過疎のまちが
元気になっていったのかをスライドをまじえてお伝えしていきます。
後半は、実際に大浜大豆のお豆腐をご試食できる懇親会も設けております。
ぜひご参加ください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
-「地大豆で地域を興(おこ)す」~石川県珠洲市の住民による、地大豆での地域復興の物語~
●日時: 2012年1月21日(土)午後3時~6時
午後19時以降はさらに飲み会での懇親会(那覇市内)あり。こちらの参加者も募集中。
●場所: 繁多川自治会集会場(那覇市繁多川4-1-44)
●参加費: 3000円(珠洲の大浜大豆を使った地豆腐をはじめ、様々な
繁多川住民による豆腐料理やお酒もご用意して
おります)
※なお、繁多川地域にお住まいの方、豆腐業を営む方、山原地域にお住まいの方、
学生の方は1000円でご参加いただけます。
●二次会 18:30~ あしび家 沖縄県那覇市識名2丁目15-5-1F 098-854-6777
※講演会・交流会に参加できない方は、ぜひこちらにご参加ください。
二三味さんとお話できると思います。
●お申込み・お問い合わせ先: 電話 832-9966 (平日9:00 ~18:00)
メール flow@happy.email.ne.jp
●主催 : NPO法人なはまちづくりネット(担当者・宮本)
●後援 : 繁多川自治会、琉球五彩生活
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
2011年11月29日
ゆし豆腐づくり体験講座&シマ豆腐検定 やります!(無料)
来る12月3日(土) ~朝10時から12時30分ごろまで~
繁多川公民館広場にて豆腐の日イベント(ゆし豆腐づくり体験と
シマ豆腐検定)が行われます!
(主催:繁多川自治会、協力:あたいぐゎープロジェクト、繁多川公民館)
無料でございます。
ぜひ、お近くの方は足をお運びくださいませ。遠い方は那覇マラソンの
準備運動として走ってくるか、バスをご利用くださいませ。(駐車スペース
が皆無の土地なのでご不便をおかけします。本当にすいません。)
さて、くわしい内容ですが、ゆし豆腐づくりは、昔ながらの石臼を
使った大豆挽きをやります。
これは、一生に一度は回した方がいいと思います(なんでよ~)。
なんというか、石臼ってけっこう重いと思いきや、これが実に
なめらかにシャーシャーと回るんですよ。
この感触はなんともいえまへんな~。
この辺の指導は、すべて、かつて繁多川で豆腐を製造・販売してきた
ベテラン経験者によって行われます。
もちろんできたゆし豆腐はその場でイートイットできます(食べれます)。
できたての豆腐はとにかくうまいです。
また、シマ豆腐検定は大人用と子供用があり、あなたの「シマ豆腐力
(なんですかそれは?)」をはかることができます。
一定数の問題を解くことができたあなたには、みんなに自慢できるアイテム
「○○○○(受けてからのお楽しみ)」がもらえます。
また、検定を受けられた方全員においしい繁多川スィーツを差し上げております。
ぜひとも、お越しください。
繁多川公民館広場にて豆腐の日イベント(ゆし豆腐づくり体験と
シマ豆腐検定)が行われます!
(主催:繁多川自治会、協力:あたいぐゎープロジェクト、繁多川公民館)
無料でございます。
ぜひ、お近くの方は足をお運びくださいませ。遠い方は那覇マラソンの
準備運動として走ってくるか、バスをご利用くださいませ。(駐車スペース
が皆無の土地なのでご不便をおかけします。本当にすいません。)
さて、くわしい内容ですが、ゆし豆腐づくりは、昔ながらの石臼を
使った大豆挽きをやります。
これは、一生に一度は回した方がいいと思います(なんでよ~)。
なんというか、石臼ってけっこう重いと思いきや、これが実に
なめらかにシャーシャーと回るんですよ。
この感触はなんともいえまへんな~。
この辺の指導は、すべて、かつて繁多川で豆腐を製造・販売してきた
ベテラン経験者によって行われます。
もちろんできたゆし豆腐はその場でイートイットできます(食べれます)。
できたての豆腐はとにかくうまいです。
また、シマ豆腐検定は大人用と子供用があり、あなたの「シマ豆腐力
(なんですかそれは?)」をはかることができます。
一定数の問題を解くことができたあなたには、みんなに自慢できるアイテム
「○○○○(受けてからのお楽しみ)」がもらえます。
また、検定を受けられた方全員においしい繁多川スィーツを差し上げております。
ぜひとも、お越しください。
Posted by tohumami at
10:33
│Comments(0)
2011年11月02日
今年最大の戦い、ついに決着!!
えー、ご無沙汰しております。
宮本です。
10月19日に行われました豆腐バトルのご報告です。
岩手と沖縄、真の豆腐日本一を決める戦いはついに決着をみました。
~結果発表~
●第1試合・素豆腐対決
第1ラウンド 「岩豆腐 vs 島豆腐」 → 58 対 90 (勝者 沖縄)
第2ラウンド 「おぼろ寄せ豆腐 vs ゆし豆腐」 → 87 対 72 (勝者 岩手)
●第2試合・伝統料理対決
第1ラウンド 「豆腐田楽 vs 揚げ豆腐」 → 79 対 91 (勝者 沖縄)
第2ラウンド 「芋の子汁 vs ムジ汁」 → 91 対 83 (勝者 岩手)
なんと、どの試合も岩手、沖縄一歩もゆずらず互角の戦いを繰り広げたのです。
しかし、勝者は1人。総合得点では…
●総合判定
岩手 315 対 沖縄 336
僅差で沖縄の勝利となりました。
実は、この結果を見て胸をなでおろしたのは、他でもない企画者の
私でした。
もし、点差がおそろしくひらいて、このバトルを発端に岩手と沖縄の
仲が悪くなって、岩手と沖縄の国交?が断絶したらどうしよう。
もう、俺は岩手の地に足を踏み入れることはできない…
などとビクビクしていたのです。
ところが、フタを開けてみればこのように絶妙な配点となっており、
これも参加者のみなさんのおかげです。
本当に来ていただいた皆さん、ありがとうございました。
また、今企画を実現するにあたっては、沖縄の方はもちろん、
岩手の多くの方にご支援いただきました。
本当に本当にありがとうございます。
宮本
2011年09月26日
大豆の不稔と晩夏・初秋の種まき
島ダイズの種まきに最適な時期は新暦の2月(24節気でいうと雨水)
にあたります。
このときに播いたものが一番収量がいいです。
ですが、その他の時期に播くこともできます。
たとえば、この9~10月(初頭まで)頃も播種が可能です。
2月まきほどは採れませんが、種の更新と考えればいいのではないで
しょうか。
(もちろん、台風に合う可能性もありますので、そのリスクは考えて
播いてください。)
で、我々NPOも今年も9月播きにチャレンジしております。
実は、我々が今年の2~4月に播いた種のうち、後半に播種したものは
「不稔」という現象がおき、全く収穫できなかったのです。
不稔とはサヤはついても実が入らない現象のことです。
↑ 不稔の大豆。一見サヤがついているので、問題は無いように見える。
↑ うん?サヤが妙にうすっぺらいぞ。
↑ ごらんのとおり。サヤの中は豆がはいってない。
サヤはついているから順調だと思って放置しておくと、
収穫の時期が来ても一向に茶色く枯れる気配がない。
変だなと思ってサヤを割ってみると
全く実がはいっていない。
原因としては花が付いている時期に台風に合い、花粉がとば
されてしまって受粉がうまくいかなかったことなどが考えら
れますが、それだけでもないような気もしております。
ですが、今回の教訓でわかったことは、2月でも早いうちに
(できたら前半で)種は播いた方が収穫できる可能性が高まる
ということです。
で、話を種まきに戻すと、今年前半にそういう事があったので、
すこしでも種を増やしたいと思い、この時期(9月)にふたたび
まくことにしたわけです。
9月1日、5日、12日と播種し、現在(9月22日)すでに発芽・
生育しておりますが、発芽率が悪いです。
↑ 9月12日の状況。これは順調に発芽しているもの。
↑ 発芽してはいるが、豆葉に穴があいている(虫食い?)。
それは、灌水を自然降雨にまかせたからです。
まとまった雨が2,3日おきにふれば自然まかせでもいいのですが、
例えば種をまいてしばらく雨が降らないと、9月はまだ日中はとても
熱いので、地表面近くの温度も相当高くなります。
そうすると、土の中に置かれた種は、自分の持っている蓄えを
どんどん消費してしまい、発芽する力がどんどん弱まっていくこと
になります。種のもつ蓄えが消耗してしまったあとでは、どんなに
水をかけても、もう発芽することはありません。
種を冷蔵庫に保管するのは、温度を低くすることで、種が自分で自分の
蓄えを消費するのをできるだけ防ぐためです。
また、長らく種のまま土中に置いておくと、虫に食われたりもあります。
ですので、灌水施設がある場合は、播種後はできるだけすみやかに
灌水をして、種を目覚めさせましょう。
2011年09月20日
「岩手VS沖縄 豆腐バトル」 開催決定!!
このブログは、これまでオーヒグー(島ダイズ)の栽培情報を主に掲載してきましたが、
オーヒグー雇用プロジェクトの別の動きも紹介してまいります!
↑チラシの裏面です。クリックすると拡大します。
現在、なはまちづくりネットでは、オーヒグー雇用プロジェクトの2011年度の事業として
「豆腐でまちおこし in 繁多川!!」を実施しております。
これは、繁多川地域を豆腐で活性化させようという試みであり、オーヒグー雇用プロジェクト
のスタート事業と位置付けています。
そして、「豆腐でまちおこし in 繁多川!!」プロジェクトの数ある事業の一つに
「豆腐ファンクラブ」があります。
このクラブは、島豆腐を愛する人たちが食べて語れる楽しい場を作り出そう
という思いから始めた事業です。
今回で3回目になりますが、今回のテーマはなんと「豆腐バトル」、
岩手県と沖縄県の豆腐対決です。
岩手は豆腐消費量日本一として君臨し続けておりますが、
1丁の大きさが本土とは倍以上異なる沖縄が本当は日本一ではないのか?
との意見もあり、それなら正式に対決してみようという運びになったわけです。
もちろん、岩手のお豆腐も盛岡から取り寄せます!
豆腐対決は2試合予定しており、第1試合は「素豆腐対決」。何もつけず、調理もしない
素の豆腐を純粋に食べ比べます。
第2試合は「郷土料理対決」。それぞれの豆腐をご当地の郷土料理に調理したものを
食べ比べます。
プレゼンターは岩手、沖縄それぞれの出身者が任命されており、
自分の地元豆腐をこれでもかとばかりに熱く推薦しまくります。
判定者は、参加者、つまり「あなた」です。
参加された皆さんがプレゼンと味で採点し、総合得点の高い方が勝者になる
わけです。
あなたもぜひ、世紀の対決に立会いませんか?
●豆腐ファンクラブ第3回 「岩手vs沖縄 豆腐バトル」●
日時: 2011年10月19日(水)午後7時~9時
会場: 繁多川公民館2階
参加費: 500円
お申込み方法: 以下のアドレスにお名前、連絡先(メールかファックス)、
参加希望の旨を書いてお送りください。
flow@happy.email.ne.jp (なはまちづくりネット 宮本 宛)
お待ちしております!!
それにしても、
岩手のお豆腐を調べてみると、さすがに「豆腐大国」岩手のお豆腐は
歴史も、豆腐の種類も奥深く、かなり手ごわい相手であることがわかりました。
今現在、盛岡の「地層文化研究会」や「南部盛岡豆腐の会」の方のご厚意により
岩手・盛岡の豆腐の資料がぞくぞくと集まってきているところです。
岩手の豆腐情報もすこしづつこのブログでお知らせしたいと思います。
オーヒグー雇用プロジェクトの別の動きも紹介してまいります!
↑チラシの裏面です。クリックすると拡大します。
現在、なはまちづくりネットでは、オーヒグー雇用プロジェクトの2011年度の事業として
「豆腐でまちおこし in 繁多川!!」を実施しております。
これは、繁多川地域を豆腐で活性化させようという試みであり、オーヒグー雇用プロジェクト
のスタート事業と位置付けています。
そして、「豆腐でまちおこし in 繁多川!!」プロジェクトの数ある事業の一つに
「豆腐ファンクラブ」があります。
このクラブは、島豆腐を愛する人たちが食べて語れる楽しい場を作り出そう
という思いから始めた事業です。
今回で3回目になりますが、今回のテーマはなんと「豆腐バトル」、
岩手県と沖縄県の豆腐対決です。
岩手は豆腐消費量日本一として君臨し続けておりますが、
1丁の大きさが本土とは倍以上異なる沖縄が本当は日本一ではないのか?
との意見もあり、それなら正式に対決してみようという運びになったわけです。
もちろん、岩手のお豆腐も盛岡から取り寄せます!
豆腐対決は2試合予定しており、第1試合は「素豆腐対決」。何もつけず、調理もしない
素の豆腐を純粋に食べ比べます。
第2試合は「郷土料理対決」。それぞれの豆腐をご当地の郷土料理に調理したものを
食べ比べます。
プレゼンターは岩手、沖縄それぞれの出身者が任命されており、
自分の地元豆腐をこれでもかとばかりに熱く推薦しまくります。
判定者は、参加者、つまり「あなた」です。
参加された皆さんがプレゼンと味で採点し、総合得点の高い方が勝者になる
わけです。
あなたもぜひ、世紀の対決に立会いませんか?
●豆腐ファンクラブ第3回 「岩手vs沖縄 豆腐バトル」●
日時: 2011年10月19日(水)午後7時~9時
会場: 繁多川公民館2階
参加費: 500円
お申込み方法: 以下のアドレスにお名前、連絡先(メールかファックス)、
参加希望の旨を書いてお送りください。
flow@happy.email.ne.jp (なはまちづくりネット 宮本 宛)
お待ちしております!!
それにしても、
岩手のお豆腐を調べてみると、さすがに「豆腐大国」岩手のお豆腐は
歴史も、豆腐の種類も奥深く、かなり手ごわい相手であることがわかりました。
今現在、盛岡の「地層文化研究会」や「南部盛岡豆腐の会」の方のご厚意により
岩手・盛岡の豆腐の資料がぞくぞくと集まってきているところです。
岩手の豆腐情報もすこしづつこのブログでお知らせしたいと思います。
2011年06月15日
つぎつぎに収穫と選別がすすむ
オーヒグー雇用プロジェクトの島ダイズは、
サポートステーションなはの利用者のみなさまに
よって収穫から乾燥、脱穀、選別をお手伝いして
もらっています。
この間、そうやって選別されたオーヒグーが5キロほどに
なりました。
2キロほどの種からスタートし、ようやく
ここまでまいりました。
全ての皆様本当にありがとうございます。
まだまだ畑には収穫を待つダイズがあります。
もっともっと収量は増えていきます。
さて、このたび、サポートステーションなはの
ジョブ体験先の農場である糸満市のグリーンエイジングサポートの
阿波根さんから、うちのオーヒグーと交換条件で
黒小豆をいただきました。
(左の黒いのが黒小豆、右の豆がオーヒグー)
ダイズは「大きい豆」と書くのに、小豆よりも
小さいんですよね~。けど、これはしょうがない。
オーヒグーの個性なのだから。
しかし、この小ささが逆に沖縄では有利に働くのです。
なぜなら、小さいということは、それだけ生育日数が
少なくて済むからです。
オーヒグーは3カ月で収穫できますが、
内地の一般的なダイズは5カ月はかかります。
オーヒグーは2か月も早く収穫できるために
2月に植えてしまえば、台風の被害から逃げ切れる可能性が
非常に高いのです。
まさに沖縄の在来ダイズにふさわしい特性を
オーヒグーはもっているわけです。
サポートステーションなはの利用者のみなさまに
よって収穫から乾燥、脱穀、選別をお手伝いして
もらっています。
この間、そうやって選別されたオーヒグーが5キロほどに
なりました。
2キロほどの種からスタートし、ようやく
ここまでまいりました。
全ての皆様本当にありがとうございます。
まだまだ畑には収穫を待つダイズがあります。
もっともっと収量は増えていきます。
さて、このたび、サポートステーションなはの
ジョブ体験先の農場である糸満市のグリーンエイジングサポートの
阿波根さんから、うちのオーヒグーと交換条件で
黒小豆をいただきました。
(左の黒いのが黒小豆、右の豆がオーヒグー)
ダイズは「大きい豆」と書くのに、小豆よりも
小さいんですよね~。けど、これはしょうがない。
オーヒグーの個性なのだから。
しかし、この小ささが逆に沖縄では有利に働くのです。
なぜなら、小さいということは、それだけ生育日数が
少なくて済むからです。
オーヒグーは3カ月で収穫できますが、
内地の一般的なダイズは5カ月はかかります。
オーヒグーは2か月も早く収穫できるために
2月に植えてしまえば、台風の被害から逃げ切れる可能性が
非常に高いのです。
まさに沖縄の在来ダイズにふさわしい特性を
オーヒグーはもっているわけです。
2011年06月09日
たたけ~たたけ~たたけ~
あしたのジョーの歌わかります?
「たたけ~たたけ~たたけ~」
「おいらにゃ~ケモノの~血が~さわ~ぐ~」
知らない人は若いです。
とにかく叩くわけです。
何をって?
ダイズです。
(「おりゃ~」と棒でダイズ(サヤに入った状態のもの)をたたく)
収穫したダイズを乾燥させたら、サヤからダイスをとりださなくちゃいけません。
その時に登場するのがこのクロマンボーという道具です。
これでバッサバッサとたたきまくると、サヤからどんどん
ダイズの種がはじき出されてきます。
脱穀の作業は慣れてくると意外に楽しいです。
たたけ~たたけ~たたけ~
2011年06月09日
ダイズ 収穫しました!
しばらくぶりの投稿です。
この数ヶ月間でお伝えしたいことは山のようにあるのですが、
まずはみなさま、今回の台風2号はどうだったでしょうか。
今回われわれはオーヒグーを守るために防風ネットで全体を
おおいました。
(支柱をたてたところ)
(防風ネットをかぶせたところ)
今回の直撃でネットも飛ばされているだろうと心配しましたが
なんと無事でした。
(ネットは飛ばされることなくそのままの状態で保たれていた)
(ネット上には台風で飛ばされた枝がところどころにたまる)
畑の周囲にデイゴなどの大木がそびえていたことなど、
地形的に守られたようです。
土地の神様ありがとうございます。
ダイズはご覧のとおり、葉のふちはところどころ茶色くなっていますが、
全体としては無傷です。
白い花も元気に咲いています。
この数ヶ月間でお伝えしたいことは山のようにあるのですが、
まずはみなさま、今回の台風2号はどうだったでしょうか。
今回われわれはオーヒグーを守るために防風ネットで全体を
おおいました。
(支柱をたてたところ)
(防風ネットをかぶせたところ)
今回の直撃でネットも飛ばされているだろうと心配しましたが
なんと無事でした。
(ネットは飛ばされることなくそのままの状態で保たれていた)
(ネット上には台風で飛ばされた枝がところどころにたまる)
畑の周囲にデイゴなどの大木がそびえていたことなど、
地形的に守られたようです。
土地の神様ありがとうございます。
ダイズはご覧のとおり、葉のふちはところどころ茶色くなっていますが、
全体としては無傷です。
白い花も元気に咲いています。
2011年03月25日
オーヒグ-の生育状況
知念畑でまきなおしたオーヒグ-は、積極的に水やりをおこなったことで、
初生葉(豆葉の次に出てくる最初の本葉)がしっかりと展開するまでになった(3.24)。
(下。3月4日にまきなおしたオーヒグ-の発芽状況。左の生育の早いものは2月9日に播いたもの。)
2月9日まきのものは以下のような状況。
カタツムリの食害は多少あるものの、おおむね順調。
ただ、生育にばらつきがある。
初生葉(豆葉の次に出てくる最初の本葉)がしっかりと展開するまでになった(3.24)。
(下。3月4日にまきなおしたオーヒグ-の発芽状況。左の生育の早いものは2月9日に播いたもの。)
2月9日まきのものは以下のような状況。
カタツムリの食害は多少あるものの、おおむね順調。
ただ、生育にばらつきがある。
2011年03月25日
国産大豆の播種(3.18、24)
手持ちの沖縄在来ダイズ(オーヒグ-)の種は全てまき終えたので、
今度は国産のダイズを播種する。
今回はフクユタカという九州ではメジャーなダイズの種を植えることにする。
幅90センチほどの高畝をつくり、そこに2条、25センチ間隔で2粒ずつ播種する。
粒が大きいのでオーヒグ-に比べるとまきやすい。
雨がないので水をまくことにする。
さて、どのような芽が出るか楽しみである。
(下。フクユタカをまき終えて鳥よけのネットをかぶせたところ)
2011年03月15日
ダイズの発芽(3.14)
喜友名農場のダイズが発芽した(3.14)。
下は種の段階で病気や障害があったものだが、元気に発芽している。
すばらしい。
力強い。とてもいい。みてるだけでほれぼれする。
さすが師匠の畑でとれたダイズである。
水やりもほとんど師匠がやってくれた。
感謝!
下は種の段階で病気や障害があったものだが、元気に発芽している。
すばらしい。
力強い。とてもいい。みてるだけでほれぼれする。
さすが師匠の畑でとれたダイズである。
水やりもほとんど師匠がやってくれた。
感謝!
2011年03月15日
師匠と種まき(3.4)
喜友名農場でのオーヒグー(島ダイズ)の種まきを
師匠の久高さんと一緒におこなう(3月4日)。
師匠は平鍬で30センチ間隔で溝をつけたあと、25センチ間隔で3粒ずつ種をおとしていった。
(写真なんかとってないで早く手伝えという感じ)
その後土をうすくかぶせ、上から少し土をおさえて種まき完了。
その後ハトよけのネットをかぶせ、上から水をまく。
発芽するまでは乾燥しないように水をまきつづけたほうがいいとのこと。
3月にはいってからは雨が少ないので天水まかせにするよりは
水を人為的にかけたほうがいい。
師匠の久高さんと一緒におこなう(3月4日)。
師匠は平鍬で30センチ間隔で溝をつけたあと、25センチ間隔で3粒ずつ種をおとしていった。
(写真なんかとってないで早く手伝えという感じ)
その後土をうすくかぶせ、上から少し土をおさえて種まき完了。
その後ハトよけのネットをかぶせ、上から水をまく。
発芽するまでは乾燥しないように水をまきつづけたほうがいいとのこと。
3月にはいってからは雨が少ないので天水まかせにするよりは
水を人為的にかけたほうがいい。
2011年03月15日
ふたたび種まき!(3.4および10)
2月9日にまいた種は結局9割ほどは発芽せずにおわった。
と、いうわけで、新しい種を入手して再びオーヒグーの種まきをおこなった
(3.4および3.10。写真は3月10日のもの)。
この種は繁多川の新里さんという方からいただいた、この冬収穫したばかりの
新しい種だ。
オーヒグーの新しい種はとても緑色がこく、美しい。
オーヒグーは「青ヒグー」と書くように、このグリーン(青)
が特徴である。
古くなるとともに、この鮮やかなグリーンが色あせて黄色くなっていく。
粒ぞろいもよく、病気になっている種もほとんどない。
めちゃめちゃいい種である。
今回は種が少ないので一か所3粒まきにした。
今度は無事に発芽してほしい。
と、いうわけで、新しい種を入手して再びオーヒグーの種まきをおこなった
(3.4および3.10。写真は3月10日のもの)。
この種は繁多川の新里さんという方からいただいた、この冬収穫したばかりの
新しい種だ。
オーヒグーの新しい種はとても緑色がこく、美しい。
オーヒグーは「青ヒグー」と書くように、このグリーン(青)
が特徴である。
古くなるとともに、この鮮やかなグリーンが色あせて黄色くなっていく。
粒ぞろいもよく、病気になっている種もほとんどない。
めちゃめちゃいい種である。
今回は種が少ないので一か所3粒まきにした。
今度は無事に発芽してほしい。
2011年03月15日
島ダイズの発芽状況(2.26)
2月9日に播種したオーヒグの発芽状況をチェックした(2月26日)。
この写真を見てもらえればわかると思うが、一番右の列しか発芽していない。
その理由は種の違いである。
右端の発芽しているダイズは、この冬に収穫した一番新しいダイズである。
一方、まったく発芽しなかったところは、前の年の秋ごろに収穫したダイズである。
半年ほど前の種がまったく発芽しなかったのには理由がある。
種の保存方法に問題があったのだ。
この種は子供たちの総合学習の際に、「カラマンボー打ち(棒でダイズのさやを叩いて
脱穀する作業)」に利用するため、公民館の室内にそのまま保存してあった。
農業研究センターの大見さんによると、種は低温・乾燥をずっと保った状態で
保存するのがよいらしい。つまり、できれば冷蔵庫で保存するのがいいのだ。
気温・湿度変化の激しいところにおくと、種は呼吸をして自らの蓄えを消費してしまうために
発芽できないのだという。
ちなみに農業センターでは、ダイズの種をシリカゲル(乾燥剤)と一緒にビニール袋に入れ、
ビニール内の空気を真空にする機械で抜き去り、そのあと5度の冷蔵庫で保存していた。
こうすれば少なくとも一年は確実にもつという。
ここまで厳重にやらなくても、ビニールにできるだけ空気を抜く形で種をおさめ、
家庭の冷蔵庫に入れるだけでも種のもちは全然ちがう。
ダイズの種はとくに常温にさらしておくと、すぐに発芽率がおちてしまうそうなので、
今後種の保存方法には気をつけたい。
※2月26日にもダイズの播種をおこなったが、その種も保存法に問題があったものだったため、
まったくと言っていいほど発芽しなかった(種の問題に気付いたのは種をまき終わってから
だった。がっちょーん。)。
この写真を見てもらえればわかると思うが、一番右の列しか発芽していない。
その理由は種の違いである。
右端の発芽しているダイズは、この冬に収穫した一番新しいダイズである。
一方、まったく発芽しなかったところは、前の年の秋ごろに収穫したダイズである。
半年ほど前の種がまったく発芽しなかったのには理由がある。
種の保存方法に問題があったのだ。
この種は子供たちの総合学習の際に、「カラマンボー打ち(棒でダイズのさやを叩いて
脱穀する作業)」に利用するため、公民館の室内にそのまま保存してあった。
農業研究センターの大見さんによると、種は低温・乾燥をずっと保った状態で
保存するのがよいらしい。つまり、できれば冷蔵庫で保存するのがいいのだ。
気温・湿度変化の激しいところにおくと、種は呼吸をして自らの蓄えを消費してしまうために
発芽できないのだという。
ちなみに農業センターでは、ダイズの種をシリカゲル(乾燥剤)と一緒にビニール袋に入れ、
ビニール内の空気を真空にする機械で抜き去り、そのあと5度の冷蔵庫で保存していた。
こうすれば少なくとも一年は確実にもつという。
ここまで厳重にやらなくても、ビニールにできるだけ空気を抜く形で種をおさめ、
家庭の冷蔵庫に入れるだけでも種のもちは全然ちがう。
ダイズの種はとくに常温にさらしておくと、すぐに発芽率がおちてしまうそうなので、
今後種の保存方法には気をつけたい。
※2月26日にもダイズの播種をおこなったが、その種も保存法に問題があったものだったため、
まったくと言っていいほど発芽しなかった(種の問題に気付いたのは種をまき終わってから
だった。がっちょーん。)。
2011年02月15日
島ダイズの種まき!!
ついに来ました。この日が。
待ちに待った島ダイズの種まきです(2.9)。
管理機でていねいに耕した土地に種をまいていきました。
(下。管理機で徹底的に耕した状態 2.1)
播種は条間(種をまくスジとスジの間のこと)25センチ、播種間隔25センチで、
1か所4粒播きでおこないました。
種のまき方ですが、種をまく場所を手でやや平らにしたら、それぞれの種を
5センチほど離して4粒おきます。
おいたら、上から土をかぶせますが、本当に軽く、隠れる程度にパラパラとまきます。
上から手で押さえたりはしません。
ダイズは土の中に酸素が十分にないと発芽が悪いと本に書いてありました。
種をたくさんの土でかぶせて、かつ上からおしてしまうと土の中の空気が
少なくて発芽しづらいのです。
で、普通ならこれでおわりなんですが、あの存在をわすれてはいけません。
シロガシラ、です。
知念の方から、同じ豆科のインゲンを露地(ハウスの中ではなく、何もない
むき出しの土地のこと)にまくと、葉っぱをかじられるという
情報を聞ききました。
当然、島ダイズもかなりの確率でシロガシラにおそわれる可能性があります。
また、種まき直後は、ハトにも種を狙われるので注意が必要です。
そこで、全体をネットでおおうことにしました。
まず、支柱をたてます。
(下。支柱をたてているところ)
それからネットをかぶせます。
(下。ネットをかけた状態)
ネットは鳥が入らなければなんでもいいと思います。
今回は防虫ネットがあったのでそれをかぶせました。
ネットの裾にも土をかぶせ、鳥が隙間から入らないようにします。
非常にめんどうくさい作業ですが、鳥に食われたら元も子もないので
がんばってやります。
ちなみにハトの害を防ぐだけであれば、播種後にネットをべたっと
地面に直接かけるだけでOKです。そのあとは発芽してしばらくたってから
ネットをとりはずせばいいです。
島ダイズの種は繁多川公民館さんの持っている貴重な在庫から使わせて
もらっていますが、まきなおす分はありません。
それもあってのネット処置です。
今回まいた種の量は70坪の土地に対し、1150グラムでした。
ちなみに種まきをしたのは2月9日で、月の満ち欠けで種まきのタイミングの
善し悪しをみる方の話では、ちょうど月が満ちていくときに当たっているらしく、
いいんじゃない、とのことでした。
ラッキーとよろこんで、残りの種まきも
来週以降つづけていきます。