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tohumami
NPO法人なはまちづくりネット
オーヒグー雇用プロジェクト担当 宮本 が作成しております。

2011年01月12日

処女地の土を作る

 知念村の土地を借り、島ダイズを植える準備を始めて2か月が過ぎました。

 当初140坪ほどしか利用できないと思っていた土地でしたが、トラクターで

 大幅に耕していただいた結果200坪ほど利用できるまでになりました。



 しかし、この土地はエンサイや紅芋などを植えてあったものの、積極的に

 管理されていた土地ではなく、処女地に近いものがありました。

 土はどちらかというと粘土質で重く、また水気の多い土地のためスコップで

 少し掘ると水たまりができるほどでした。



 このような土地を畑としてよみがえらせる手順が分かってきたので

 ご紹介します。


 ①トラクターで粗く耕し、その後耕運機で高い畝をつくる。

  最初はどうしても土もしめっていて粗くしか耕せない。

  サトウキビを植える時につくる畝ぐらい高い畝(高さ30センチぐらい)を

  つくることで、湿気の多い土を乾かしやすくする。

  堆肥を畝の上に散布しておく。

  (下は畝を立てて、堆肥を播いた状態。青い機械は管理機と呼ばれるもの。
   耕すパワーは最も低いが、機械が小型で扱いやすい。)

  処女地の土を作る

  



 ②十分に乾いたところでトラクターで再度たがやす。

  今度は土が乾いている分、前よりは楽に、また細かく耕すことができる。

  (堆肥はすでに管理機ですきこんである。トラクターでの2度目の耕うん。)

  
  処女地の土を作る

  と、いっても作物を植えるにはまだまだ土はあらい。

 
 ③その後は土が十分乾いているなら耕運機で耕してもいい。

   (ちなみに耕運機とは、トラクターと管理機の中間の機械と言えばいいのだろうか、

    タイヤがついており自走することができ、パワーもそこそこあるが、機械は重く

    扱うには力がいる。耕すこともできるが、主に畝をたてたり、溝をつけたりするのに

    利用される。)

  そのほうが作業効率は上がる。

  しかし、湿り気が取れないような土なら耕運機で耕すと逆に土をタイヤで

  つぶして固くしてしまう。

  そこで時間はかかるが、小型の管理機で何度もしつこく耕す。

  そうすることで機械的には徐々に土が細かくなっていく。


  処女地の土を作る 

  この写真は上のような工程を経て改良してきた土ですが、まだまだ

  作物を栽培するには粗いです。
 
  

  この後は島ダイズを植える2月あたままでひたすら管理機で耕し、

  できるだけ細かくしたいと思っています。


  そしてダイズの収穫後は緑肥(ソルゴーやクロタラリア)を植えて

  生物的に土を耕す予定です。


  個人的には以前クロタラリアを植えた後のジャーガルの土がとっても

  ふわっとやわらかくなっていたのを記憶しております。


  

  






 



 

 

 

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